フードデリバリーにはどんなイメージがあるでしょうか?
過酷、めちゃくちゃ稼げる、マナーが悪そう… などなど色々あると思います。
稼げるか?という問いに対しては「稼げます!」が結論です。
この記事ではフードデリバリー配達の稼ぎと特徴を手段ごとに、現役配達員の私が伝えていきます。
時給はどのくらい?
様々な配達サ-ビスがあって多少上下はありますが、配達手段別にみるとこんな感じです。
- バイク…..2000~4000円/h 平均2500円/4件
- 自転車…..1000~3000円/h 平均1500円/2.5件
- 徒歩………1000~2500円/h 平均1000円/2件
圧倒的にバイクが楽ですが、バイクの場合はここから経費がかかってきます。
それぞれの手段別に特徴をみていきましょう。
バイク
- 10時間くらいはそこそこの疲労感で稼働できる
- 時給単価がとても良い
- 高低差を気にせず最短距離で配達が出来る
- スマホを充電しながら利用できる
- バックを車体に固定出来て快適
- 事故の危険リスクが高い
- 違反や事故によって違反金や免許点数の罰則を受ける
- 車両トラブルに対応できる知識がほしい
- 一方通行や交通規制、渋滞の影響を受けてしまう
- 駐車違反に気を払い続けなければならない
はじめのうちは時給2000円にいけばいいかなという感じですが、慣れてくると2200円くらいまでは誰でもいけるかなという感じです。
そこから頭を使うようになり経験を積んでいくと3000円代も無理な話ではなくなってきます。
ガソリンとメンテナンス費用は1kmあたりおよそ7.3円!(スクーターで)
- ガソリン(1L160円/40km)
- タイヤ交換(前後25000円/15000km) ※ディーラーに依頼を想定
- オイル交換(2000円/5000km) ※店でオイル、ワッシャーの交換を想定
- 駆動系(10000円/20000km) ※店でベルト、ウェイトローラーの交換を想定
- プラグ、エアクリ(各2000円/5000km)
保険代、税金は1時間あたりおよそ
Aさん:週5、8時間で14.3円
Bさん:週2、5時間で57.25円
- 自賠責(7070円/年)
- 任意保険(20000円/年)
- 税金(2000円/年)
ウーバーイーツでは1時間あたりおよそ15km程の走行距離になります。
ざっくりですが時給はこんな感じになります。
専業のAさん:1時間あたり124円の経費…時給2375円
副業のBさん:1時間あたり167円の経費…時給2333円
自転車
- 誰でも始めることが出来る
- 時給単価が普通のアルバイトよりかは良い
- 基本的に罰則を受けることがない
- 都市部の近距離配達ではバイクよりも早い
- 健康に良い
- 次の日に疲労を残さないとすると5時間程度の稼働が限界
- 高低差の影響を大きく受けてしまう
- 事故時の危険リスクがバイクよりは小さい
- 配達バックを背負うので疲労が溜まりやすい
- たまにある大量注文に弱い
バイクを普段から乗らない人にとっては最有力の手段かと思いますが、その分参入障壁が低く、達員が飽和気味で配達数が増えていかないということがあります。
バイクで都市部であればだれがやっても時給2000円くらいになりますが、自転車配達は立ち回りを意識して頭を使い続けながら配達をしていく必要があります。
専業でも副業でも頭を使って時給1500円
徒歩
- 誰でも始めることが出来る
- 事故のリスクがほとんどなく安心安全
- 健康に良い
- 時給は低いがお散歩気分で稼ぐことが出来る
- 都市部限定なので普通のアルバイトより時給が低くなる可能性がある
- 1時間でも相当な疲労感は感じる
- なんかいつもより遅くない?みたいな反応をされることがある
- 夏は地獄
徒歩でのデリバリーに関しては、「目的を持った散歩が出来る」くらいの感覚でやるといいと思います。
特に給与所得ではないので、かるーく副業してみたいなという方にはオススメです。
ただもちろん税金が絡んでくるので気を付けてくださいね。
ゆるーく散歩がてらにやって時給1000円
まとめ
たくさん稼ぐなら絶対にバイク
事故リスクを考えたりすぐに始めたければ自転車
散歩がてらについでにお小遣い稼ぎをするなら徒歩
私はほとんどバイクで配達を行っています。
バイクを使ってフードデリバリーで稼ぐ方法やバイク、交通に関する知識を配信していくので次の記事も是非ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!